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私の視点「朝鮮学校の変化にも目を」

私の視点「朝鮮学校の変化にも目を」

2月17日朝日新聞朝刊掲載記事を紹介します。

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◆私の視点◆

無償化の凍結  朝鮮学校の変化にも目を

             東京朝鮮中高級学校学年主任
              朴 龍浩(パク リョンホ)
 

 私は朝鮮学校で「朝鮮現代史」を教え、今春卒業する高校3年生190人の学年主任を担当しています。
 教え子たちは勉強やクラブ活動に励み、学校の主人公として責任を果たし、笑い、時には叱られヽ悔しさに涙しながら、かけがえのない友情を深めてきました。進学や就職という人生の岐路に立って大いに悩み、進むべき道を模索してきました。生徒たちにとって、朝鮮学校は日本の高校と何ら変わらない「普通の学校」なのです。
 そんな教え子たちを取り巻くこの1年の状況は、朝鮮学校が高校無償化の適用対象となるか否かをめぐり、例年の3年生たち以上に激しい嵐に見舞われました。昨年3月の衆院文部科学委員による来校に始まり、文化祭や運動会、学校公開時などに多くの方の訪間を受けました。 文部科学省の専門家による会議は適用をめぐる議論を外交問題ではなく、教育問題として考えるべきだとの見解を示し、「日本の高校に類する教育をしており、区別することなく助成すべきだ」と指摘。いったんは適用に向けて動き出したかに見えましたが、昨年11月に起きた南北の軍事衝突の影響で手続きが凍結されました。
 本校など各地の朝鮮学校は、高木義明文科相に異議を申し立てましたが、残念ながら今月上旬に届いた回答書で凍結解除は表明されませんでした。3年生が卒業する3月までに、制度に基づく助成金支給が間に合わない可能性が高まっていきます。無償化凍結を解除し、日本人の生徒と分け隔てのない支援のあり方を望みます。
 朝鮮学校の「朝鮮」という言葉に、国家としての北朝鮮を連想する人が多いと思いますが、教職員や生徒の多くは民族としての朝鮮(チョソン)ととらえています。「北+南=一つの朝鮮民族」なのです。生徒の構成は、世代交代や国際結婚により多様化しています。本校の場合、朝鮮籍が47%、韓国籍が51%、日本国籍が2%です。また、朝鮮籍といっても「北朝鮮籍」というわけではありません。
 在日の我々は民族内に国家の対立を抱え、さらに日本で生まれ育ったがゆえに南北のはざま、民族と国家のはざまで振り回される微妙な立場、心情があるのです。
 だからこそ、教え子たちには民族の自尊感情をしっかり持ち、多文化が共生する日本社会を日本の若者と手を携えて担ってほしいと願います。私が受け持つ朝鮮現代史の授業も、北朝鮮との関係のみならず、韓国や日本との関係を念頭に、分断を乗り越えるために学ぶことが大切だと考えます。
 懸命に学ぶ若者たちの学習環境は、政治や外交とは別の問題であるべきです。ありのままの朝鮮学校と生徒たちの姿を、菅直人首相や高木文科相にぜひ見ていただきたいと思います。来校を心から歓迎します。

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