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「愛しい 卒業生たちよ」卒業祝賀詩 許玉汝作

愛しい 卒業生たちよ

             許 玉 汝

冷たい風をはねのけ咲き誇る
梅や桃の花も
かぐわしい香りを放ち
君たちの卒業を祝っているのに

心の傷を癒してあげることさえできず
君たちを 送らなければならない私たちは
どのような言葉で君たちを送れば良いのだろう

「自分のルーツを愛し
 未来に夢を持つことが
 そんなに悪いことなのですか?!
 私たちも同じ高校生です」

君たちの叫びがこの胸を突き刺し
眠れなかった夜は幾夜であったろう

受けて当然の権利を奪われ
夢多き君たちの胸に
釘を打った ハレンチな輩共

考えるほどに五臓六部が張り裂け
無念なこの胸を なだめるすべも知らぬ

だが卒業生たちよ
悲しみの涙は決して流さないでおくれ
君たちも 見たではないか
どれだけ多くの良心が私たちの傍にいるかのを

ウリハッキョを建てて下さった1世たち
ウリハッキョを守ってきた2世、3世たち!

朝鮮学校の問題は私たち自身の問題だと
共に街頭に立ってくれた善良な日本の人たち!

海の向こうから
頑張れ 私たちは共にいると
いつも支えてくれた我らの兄弟たち!

愛しい卒業生たちよ
いまだ 刃のような風はふぶき
前途をふさぎ 猛威をふるっても
麗らかな春の日は必ずやってくる

その日を信じ もう一度駆け抜けよう
私たち自身の力で早めよう その日を

卒業生たちよ
愛しい卒業生たちよ
胸を張って巣立てよ
洋々たる未来は君たちのものだ!

(2012年3月吉日)
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